認知症の診断

認知症・・・脳腫瘍が原因のことも・・・・

-MRI;VSRAD分析が認知症診断に有効-

認知症状を訴えた場合にはアルツハイマー認知症が疑われますが、他の病気が原因となる事もありますので、治療開始前には必ずMRI検査などの画像診断をお受け下さい。脳腫瘍や水頭症が認知障害の原因であることもあります。また、甲状腺機能低下症が原因のこともありますので甲状腺機能検査を行うこともあります。また、うつ病が原因のこともあり、認知症診断に当たっては、十分な注意が必要です。アルツハイマー認知症は側頭葉や海馬の神経細胞が変性し、当該部分が萎縮します。MRI画像を使ってVSRAD分析をすると、脳医縮の程度が分かります。

1

57才 男性 物忘れ
前頭部頭蓋底に発生した巨大髄膜腫
による脳実質圧迫による認知能低下

2

72才 女性 物忘れ
ラクナ梗塞 血管性認知症

認知症診断に有効なMRI画像のVSRAD解析 脳の萎縮を解析します

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