癌予防:保険診療・検診

保険診療で癌予防…

  • 禁煙治療(ニコチン依存症治療)は肺癌発生や呼吸機能障害、虚血性心疾患などの危険性を少なくします。この治療が保険診療で認められるようになりました。
  • ヘリコバクターピロリ菌は胃癌の主たる原因です。ヘリコバクターピロリ菌に感染すると慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などに発展しやがては胃癌が出来ます。日本人成人の70%の方が感染しています。これを除菌することが保険診療で認められるようになりました。
    将来の胃癌の憂いをなくすため、ヘリコバクターピロリ検査をお受け頂き、陽性反応が出た方は、是非、ヘリコバクターピロリ除菌治療をお受け下さい。

検診で癌予防…

  • 無料肝炎ウイルス検診で肝癌撲滅
    広島県住民の方にご利用頂けます。 肝細胞癌の主たる原因であるB型、C型肝炎ウイルス感染の有無を血液検査で行うものです。疲労感などの自覚症状が出ていないため、医療機関を受診されていない方や、検診や医療機関での検査で僅かな肝機能障害しか現れておらず、感染症が放置されている方などが対象となります。このような早期ウイルス感染に対して治療を行えば、肝硬変への進展や肝細胞癌の発癌が予防できます。
  • ヘリコバクターピロリ検査は検診やドックでお受け頂けます。ヘリコバクターピロリ除菌治療への手がかりとなる検査です。
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